技術資料

ステンレス板金加工における保護フィルムの重要性

ステンレスの板金加工において製品の表面を傷から保護する保護フィルムは非常に重要な要素の一つです。

基本的に塗装をしないステンレス板金製品は表面処理(♯400、ヘアライン、2B)がそのまま製品の外観になってきます。

昨今ではレーザー切断加工の技術が進歩し、保護フィルムの機能性も特殊なものが求められています。

ファイバーレーザー切断では光の吸収を良くするために裏側(材料側)が黒いフィルムを使用します。

また、従来のフィルムはレーザー加工時には剥がれないように粘着性が重視されていましたが、

粘着性が高すぎると剥がすのに非常に力が必要になるため工数がかかっていましたが、

このファイバーレーザー加工用のフィルムは以前に比べ剥がしやすい特性があります。

加工を補助する材料も年々進化します。

都度、比較検討し、最適なものを使用したいものです。

Microsoft PowerPoint - プレゼンテーション1

2016年4月8日

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